首都圏で事業活動していると、なかなか地方の状況がみえにくくなります。
先日、必要緊急な業務があり地方へ出張いたしました。新規感染者が一桁の県なので、抗原検査なるものを受けて「陰性証明書」を持参して行きました。
県外ナンバーが煽られるとか、帰省していることを隠さなくてはいけないとか、ニュースでは言われているものの、首都圏に住んでいると現実味はありません。
出張先でごはんを食べようと思い一人で入店すると「県内在住のかた?」と問われました。「いえ、ちがうんですけど」と言うと「ごめんなさい、いまお断りしているのよ」とのこと。なるほど、爆発的な感染になっていない地方からみると、他県からの訪問者はそういうふうに映っているんですね。
このような貼り紙が多くの店に貼られていました。差別の助長になるとか、県内を守るために仕方ないとか、いろいろなご意見があるようですが、実際に行って、体験してみて、
・人との交流が好きな私は、やっぱり少し寂しい感じがしました。
・自分のお店を守るため、県内の拡大を防ぐため、という観点では仕方ないと思いました。
・この状況も、今後の新しい働き方を追求していくうえで考慮すべき事象だと思いました。
当面は、このような出張がある際は、十分に配慮した行動が必要だと改めて思いました。
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