恐怖の法務局

母の会社の株主総会で、商号変更、所在地変更、代表者変更、目的変更、役員変更の承認決議をしました。その後これらを法務局に申請します。一度にこれだけまとめて申請手続きする事例はインターネットを使って調べても見つけられず、結果的に（多分ですけど）新しく会社を設立したほうが簡単だったと思います。

父の作った会社は東京都中央区にありましたので、所在地変更をするのは東京法務局になります。ですので、まず日本橋に住所があるままで、商号、代表、役員、目的を変更し、そのあと所在地を変更することにして申請書を作りました。

申請書ができたら、これを法務局へ提出します。コロナ禍だったので郵送が望ましかったのだと思いますが、郵送したものに対して電話で不具合を指摘されたり、質問されたら焦って明確に回答できないので持参することにしました。ただ、事前にwebで調べると「そんなことも知らないのかという顔をされた」「冷たく対応された」というものばかりでしたので、持参する日は、神社に寄って成功を祈願してから向かいました(笑)。法務局のかたも決して悪気はないんだと思います。普段司法書士の先生方が主な訪問者なので、私のような「ずぶの素人」は、厄介なんだと思います。

九段下から庁舎までの道のりは、例えるなら大学入試や就職面接で会場へ向かうような気持ち。「やってやるぜ」と「だいじょうぶかなあ」が混在する、久しぶりの感覚でした。

株式会社エフエムエージェント武藤オフィス