私にとっての独立とは、30歳前後の血気盛んな時に「天下とってやるぜー」と言って退職していくイメージをもっています。実際に私の周りにもそういう人が多いです。私の退職(30歳、37歳、41歳)は、ただ単純に「仕事の満足度をあげるため」と「給料をあげるため」を目的にしていましたので、独立の野心とは縁遠い「転職」でした。
事実、転職を重ねるごとに理想に近い仕事ができるようになっていきました。また、組織の中で仕事をすることが好きなので、このままサラリーマンを全うして終わるんだろうなあ、と思っていました。ですが、急に色々状況が変わってきたのです。
まず、父が亡くなってから母が会社を引き継いでいたのですが、母もそろそろ会社を畳みたいといい始めました。
次に、私の上司(社長)が長年の夢「50歳で引退」を実現することになりました。(別の記事に書こうかと思っていますが、この人はすごいです。20代の時から50歳引退を豪語していました。)
◇社長が引退する⇒会社の事業は休止する⇒私一人になってしまう
◇父が作った会社を母が畳む⇒父が独立して私と妹を私立高校私立大学(おまけに妹は浪人してます(笑))に行かせてくれたことへの尊敬の思いが大きくなってきた
それなら自分の会社でやってみようかな、と思ったのですが、もう50歳手前で野心が無いし、資金も無い。。。いろいろ不安はありましたが、おそらくこれらが会社設立のきっかけだったと思います。
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